あるきっかけで、2000年から日本と東南アジアの往復が始まり、地元の人々の自立を応援することに…。NPOの協力を得ながら、ミャンマー人と生活を共にし、互いの得意技&共通点を発見しつつ、無くさないで欲しい現地の人々の心意気と生活文化、あつ~い東南アジアの様子をつづる手作り記。話題が一国だけで留まなくなってきたためリニューアルしました。

タナカ・マイエンザ~

さて、東南アジアに戻ってきたら、そう! タナカですわ。

今回は、内輪でこのところはやっている「マイエンザ」を使って
タナカをやってみようと思います。

マイエンザの材料は、納豆、ヨーグルト、ドライイースト、という
3つの有用菌に、砂糖と水。それらを合わせて発酵させる
環境浄化液、ということで巷で知られているエコアイテムです。

台所やお風呂で大活躍し、汚れや臭いを消してくれるだけではなく
水や土壌など環境も良くしてくれるという素晴らしい発明品なのです。


自治体や学校などでも活用されているようですが、
家庭ユーザーとしては女性が中心。
台所で使っているうちに、肌の汚れまできれいになって
手がスベスベになること、そして食べ物からしか作られてないこと
等を理由に、お肌に使うマイエンザ美人?が続出、ということです。

我々としては、スリランカでミャンマー人学生の研修をやっている際
日本語を学ぶ課題として環境学習に採用したのがこのマイエンザ。
学生のために、現地でも手に入るもので可能な何かないか、
と探したのがきっかけですが、下水道整備もされていないアジアで
これは素晴らしい!という結果があちこちに現れて以降、
カンボジアのセンターでも活用しています。

支援参加をして下さった方たちから少しずつ日本にも伝わり、
我々の間では、逆輸入的に日本で紹介をはじめ、
「あらま~お肌が白くなってスベスベだわ♪」と、
内輪でフィーバーといったところでしょうか。

よーし、それなら「タナカマイエンザじゃ~~!」と、
カンボジアに帰るや否や、さっそく実験。

マイエンザは、発酵臭がしますし、高温多湿のアジアで保管は
なかなか難しい。結構な匂いがしてしまうので、これが苦手な人は
顔に塗るなどとんでもない!という感じでしょう。

私は歯磨きにまで使うので大丈夫。ふふふ。

生ごみ等、臭いところには、臭い?マイエンザでも効果テキメン!
マイエンザ臭などあっという間に無くなります。
しかし、タナカのチャウピン(台)の上ではマイエンザ臭は健在。

タナカを磨り始めてみましたが、いつものタナカの香りは当然
しません。。。そのうえ、マイエンザの匂いも消えません。。。とほほ。

しかし、なにっ!このソフトさは!!

石の上でも滑らかさが分かります。手に取ると、クリームを
混ぜて使っていた以上のクリーミーさです。やわらか~~♪
顔に付けるとあぁ~のびるのび~る。
おぉ、ソフトでいい感じ!クリームと混ぜるより良いワ。

残念なのは、タナカの匂いがしませーん。マイエンザの匂いも
10分ぐらいは気になりますなぁ。
ムラにもならず、乾いてぱりぱりもしません。

タナカを日本で使って、乾燥が気になる・・・という貴方!
これはいいですよ~保湿効果ありそう。