タナカファンデーション、タナカパウダー、タナカクリーム、タナカサンブロック…ect
残念ながら、ミャンマー国内のスーパー、市場の化粧品屋さんなどにあるこの手のものは、昔懐かしい香水のような匂いがプンプンで、顔にぬりたい気分にはなりません。
多くは固形のファンデーション風で、水を付けながら使うとか、パウダー状のものは水に溶かして使うとか。

そういえば、タナカの村の人が、細い枝の先とか、よくない部分はパウダーなんかに使われてる、といってたっけ…。
写真は、バガンという観光客がよく訪れる町にある「タナカ・ミュージアム」。ミュージアムというには小ぶりですが、個人所有の施設らしいです。諸外国の皆さんに我が国が誇る伝統のタナカを知っていただきたい!というオーナーの思いが伝わってきます。


よそでは買えません!と言いたいのかもしれませんが、似たり寄ったりの質の悪いものが出回りすぎて地元の人が分からないのかもしれないな。今後は需要があるんじゃないでしょうかね。もっと全国PRしたらいいのに。
こんなパウダーもありました。キメも細かく、それらしく舐めてみたりして、みんなで本物のタナカかどうか、いいものかどうかをチェック。おぉ、これはいい!という素人見解ですが、ミャンマー人女子もこういうものが普通にミャンマーに売られていたら使う人もいるだろうなぁ、でも、コピー製品がすぐに出て見分けられないから無理かなぁ、、、とつぶやいてました。
これらなら日本にもお土産で大丈夫かな。また、ボロボロ落ちて散らかったりムラになって「なんか顔についてるよ」と言われなくていいかしら。
でも…、やっぱし、私は王朝時代の王女さま同様、原木をチャウピェンでスリスリとそれっぽくやるのが楽しいのであった。
