あるきっかけで、2000年から日本と東南アジアの往復が始まり、地元の人々の自立を応援することに…。NPOの協力を得ながら、ミャンマー人と生活を共にし、互いの得意技&共通点を発見しつつ、無くさないで欲しい現地の人々の心意気と生活文化、あつ~い東南アジアの様子をつづる手作り記。話題が一国だけで留まなくなってきたためリニューアルしました。

ミャンマーで元旦

2年ぶりに年越しをミャンマーで過ごすことになりました。ミャンマーの正月は4月ですから、西暦が変わるのを祝う"New Year"は、「クリスチャンのもの」と思っている人が多い。

街中では、若者や海外とつながりのある人たち中心に、騒ぎたいがための A Happy New Year!に、カウントダウンを大声で叫んで年を越す人も増えてきています。ヤンゴンの郊外にいると、街のにぎやかさ、大音響のスピーカーからマイクと音楽の音が響いて聞こえ、空に音響効果があるんだろうかと思うぐらいこだまして、騒がしさが伝わってきます。

日本語を勉強している周りの仲間達は、いつもは10時ごろには寝始めるのに、この日は夜中まで何をするでもなく電気がついており、日付が変わると共に「あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします」と挨拶はしてくれましたが、引き続き「では、おやすみなさい」と寝てしまいました。

元旦、目が覚めてから、改めて挨拶は交わしたものの、いつもの通りの食事でいつもの通りの日常を過ごし、あっけなくお正月は終わってしまいました。