ミャンマーのタナカ栽培地から産直!のタナカを手に入れ、毎日スリスリと"儀式"を行っております。なんせ、村の長、一押しのタナカですから、ありがた~く使わせて頂いております。
ミャンマー人の素晴らしいところは、人に物をあげる時には本当にいいものを譲るというところです。ここぞ、というときには、自分はさておき、自分にはもったいないから、といいものを差し上げてしまいます。日本人も同じような気質があるとは言われますが、損得勘定の頭が経済をリードする昨今、どうかなぁ~と思う事もしばしば。
近隣の東南アジアの国々では、外国人とあらば、地元の人たちの2~10倍もの値段を言いますし、理由をきけば、外国人だからこういう風に決まっている、と。堂々と言われると、あんたとは友達になりたくねぇ、と言われているようで、ま、はっきり正直だから、いいっちゃぁいいです。
本題に戻りますが、私のタナカは1か月もたたないうちに、樹皮の部分の4分の1ぐらいは減ってます。
・・・とはいえ、タナカは芯の方がよいとされていて、樹皮の部分をくるりと一回りなくなったら、ミャンマー人はそれを店に売りに行きます。パウダーなどの材料に使われるらいしですが、悪いから売るんじゃないんですね。よくてお金になるから、ということです。
じゃあ、パウダーはいいかっちゅーと、業者によるでしょうね。いい材料使って他のものと混ぜなきゃいいんですが。そこが同じミャンマー人でも商売となると別ということになっているようで。これも含めて日本人に似たところがあるのでしょうか。
質がよければ芯の方が柔らかくて良いので、ほんと~に最後の最後まで使え、1年以上十分もちます。私は個人的に樹皮のところがヒンヤリ清涼感が高いので、ミャンマー人に新しいものと交換してもらいます。互いに喜んでます。ちなみに樹皮の方が磨りやすく若干早くペーストができるような気がします。芯の方は若干固めで時間がかかる。しかし力を入れてゴリゴリやりすぎると、繊維が粗くなってボソボソする感じが強くなると思います。
ところで、
ミャンマー人直伝!?の秘密兵器、改造ペットボトル・タナカ専用水差しをご紹介しましょう。
・・・そんな大したものじゃないんですが、Goodアイデアです。
ペットボトルのキャップに穴をあけるだけですが、とっても便利なんですね。できるだけ安そうなボトルだとキャップも柔らかいようですが、しっかり頑丈なボトルはキャップも硬い!
写真のように、ぴゅ~っと水を出して少しずつ足しながら磨れるのです。
最初から沢山水を入れすぎると周りが水でビショビショになってしまいます。ちょっとずつ足しながらが上手にできる秘訣。そこでこのボトルが役立つってわけですね。
←が極上のタナカ、樹皮から芯の部分が多く含まっているのでクリーミーな感じです。
今日は、日本からサンプルでもらったSPAクリームというサラサラして気持ち良い付け心地のクリームを少々、タナカと混ぜてつけてみました。
タナカだけだと、よく刷り込んでカスを落とすぐらいまでなじませない限りは、昔の小麦粉パック(しってますぅ~?)のように、笑えない、ひび割れるーという感じがしますけれど、これならしっとり、スベスベです。タナカの白さ・黄色さ?がちょ~ど日本人の肌にいい感じです。