あるきっかけで、2000年から日本と東南アジアの往復が始まり、地元の人々の自立を応援することに…。NPOの協力を得ながら、ミャンマー人と生活を共にし、互いの得意技&共通点を発見しつつ、無くさないで欲しい現地の人々の心意気と生活文化、あつ~い東南アジアの様子をつづる手作り記。話題が一国だけで留まなくなってきたためリニューアルしました。

ミャンマー産のすぐれもの・雑貨編

酷暑の日本から涼しいカンボジアへ戻ってまいりました。
東南アジアでは、7月とえいば雨季の始まり。
日中も照りつける太陽を雲が覆い、気温はさほど上がらず、
1日数回雨が降るため風も涼しい。

朝夕のしのぎやすさは、現在の日本の比ではございません。
ちなみに、カンボジアやミャンマーの暑さピークは4-5月頃。

さて、今日は、ミャンマー産の優れものをご紹介します。
じゃーん。










はい、耳かきです。
ステンレス製の手作りっぽいこの耳かき。ミャンマー人の
家には必ずどこかにあるはずですが、これがなかなか、
店ではみかけることがない。

使い心地は、というと・・・、あたしゃやっぱり竹製のがいいなあ。
耳に入れた時の「冷たっ!」と、金属の感覚がお医者さんを
思い出すのでありました。

また、なんだか短くて持つところが小さくてコツがつかめません。
すべって落っことしそうでなんだかな~~、という感じですけれど
これが『すぐれもの』だと、今日初めてわかりました。

何だと思います?

答えは、ゴムやら紐を通すのに使っているのでした。。。笑
縫製チームのミシンの引き出しに常に入っている。
ミシン仕事しながら耳がかゆいんだろうか、と思いきや、
これでゴムを通すのです。

ミャンマーの普通の繊維製品は、まだまだゴムを通して
着用するようなものが多く、物は大事に最後まで直しながら
使ってます。この耳かき(?ゴム通し?)で紐を通したり
しながらやってるんでしょうなぁ。