ミャンマーの開発ニュースを聞くたびに、ほのかな期待はしてしまいますが、ミャンマーでお金持ちに友達がいない我々には縁遠い話です。日本で報道されるミャンマー関連ニュースの話題を提供しても、ミャンマー人は、へぇ~。・・・・・・。と会話は続かず笑っておしまい。「自分には関係ない」と思って耳を貸さない、という習慣がしっかり身についてます。
彼らのそれは、無関心なんじゃなくて、期待すればがっかりする、怒りや悲しみといった感情につながるから、嫌なことを言われても「自分には関係ない」、うらやましいことを聞いても「自分には関係ない」で、終わらせてしまうような感じです。ミャンマー人の感情消化の知恵でしょうなぁ。

電話屋さんのみならず、困って探しているいるような時には、あちこちの人が協力して探してくれるのであった。関係あったの?という人までが、自分事のようにつながっている様子はびっくり。電話もネットもない相手と、何の約束もしてなくても、連絡が着く、という最強口伝ネットがあるのでした。
更にびっくりなのは、「夢にでてきて電話屋の前で待ってた」とか、「お坊さんのところに行ったら伝言があった」とか…。そういう話もめずらしくないんですな。う~ん、パゴダの上の先がネットアンテナのように見えてきた…。