あるきっかけで、2000年から日本と東南アジアの往復が始まり、地元の人々の自立を応援することに…。NPOの協力を得ながら、ミャンマー人と生活を共にし、互いの得意技&共通点を発見しつつ、無くさないで欲しい現地の人々の心意気と生活文化、あつ~い東南アジアの様子をつづる手作り記。話題が一国だけで留まなくなってきたためリニューアルしました。
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大型犬、カンボジアから帰国

うっす、いきなりですが、こんにちは。
在カンボジアの格之進と申します。


カンボジアの家で番犬として飼い始めた、ジャーマンシェパードの格です。2歳半ですけれど、ご覧のとおりの巨体。同種の平均サイズと比べてみても、最大級の大きさがあるようです。この風貌ゆえに、しかと番犬の役割は果たしてきましたが、今年に入り、カンボジアの事業は終了し、そろそろ帰国を…という話にあいなりました。

もろもろ、引っ越しやら、使っていた家具や物品の大ガレージセールやら、忙しく準備が行われていますが、何より大変なことはこの格くんを日本に連れて帰ろうという計画。帰国、という話はなかったものの、「いつの日か、格を日本に一度連れて行きたいねぇ~」という話から、情報を検索してみると、何やら複雑で大変な手続きが、出てくる、出てくる~。これは、これは、ちょっと旅行で一緒にー、と気軽に行ける話でもなく、もしも急に帰国ーという話になろうものなら、大変なことになるぞー、と早く気付いてよかった。

とにかく単に予防接種だけ受けておくのではなく、マイクロチップも入れ、抗体検査もやり、いつでもどのようにでも対応できるよう備えておくのが賢明と、1年前から、計画もないままやれることはやっておきました。

今年の春ごろに、夏を目指して事業終了の話がもちあがり、やっといてよかった~と一安心したのもつかの間。。。格の場合、体重だけですでに預け入れ荷物の最大重量をはるかにオーバー。格が収まるどでかいケージはそれだけで十数キロ。合わせると50kgは超えてしまう重さです。そんな犬、あずかってくれる飛行機なんぞないわよー、という話です。情報を得ようにも、大型犬の情報は少なく、その上、カンボジアからの帰国とあっては、経験された方のお話も出てきません。

                          もちあげるW君もすごいですが、デカいんですわ、格さん。


ペット専門の業者をあたっても、ほとんどはタイの業者。メールでやり取りしても、話が全く前にすすまなーい。トランジットも心配だし、何よりも、格は番犬として育てたので、カンボジア人=吠える!というスイッチが入ってしまうもので、空港内でカンボジア人のスタッフの皆さんに連れて行かれるストレスはすごいだろうなぁ~と、いらぬ心配もしなければいけません。

ならば、陸路でタイへ国境越えをして、日本人の駐在者の多いタイから帰国するのはどうだろうか、と、計画を練ってみる…。成田の動物検疫所に何度となくメール問い合わせをし、(その都度とても親切に返事をすぐにくださってました)、あの手この手で方法を探してみるものの、今度は書類に問題が出てくる。そもそも在カンボジアなんだし。獣医さんもカンボジアだし。日本側からはタイの獣医の証明がいる、という話にもなり・・・。却下。

カンボジア国内で、航空貨物を取り扱う業者を探せ!とあたっても、あたっても出てこず。9月からANAの直行便がでるじゃないか♪と期待してみるものの、東南アジアからのペット預かりは、貨物も含めて一切してない、とのこと。とほほ。

◎通があるぞ!と電話をかけるも、担当者と度重なる行き違いがあり、一度つながったっきり、担当者は帰国。しばらく待って再度問い合わせると、新任の日本人担当者が…!いた~いた~~!!藁をもつかむ気持ちでお願いをしてみるものの、カンボジアからのペット移動は初めてなもんで…と、こちらが動物検疫の手順、書類について説明しなければご理解頂けない状況が続いておりました…。

それでも、何とかドラゴンエア&キャセイパシフィックの香港経由便が可能、この便しか無理、との回答があり、もう何でもいいからお願い~状態で、予約を進めたいと必死だったのですが…。日本の検疫所の指導では、出発の2-3日前に健康診断をして現地の検疫所から証明をもらう、とあるのに、◎通は、その診断書がなければ予約できない、これ以上進められない、と言う。だったら、航空券予約を2日前にしなさい、ってことかしら??んなことできねぇ~よぉ~~。その上、お見積りときたら、$3500!!!ですっとっとと。。。ははは。笑うしかない。

この家の契約も8月末までと決定し、カンボジア出発予定まであと1か月となった今も、帰国予定も組めないし、我々のチケットも買えない状況。あぁ、、お格様のご移動にこんなに苦労するとは。うーーーん。

思い出せば3年前、はるばる日本から訪問してくださった方たちが3人もそろっていたにもかかわらず、窓から堂々と泥棒され、後日のうのうと泥棒が戻ってくる、というような恐ろしい体験から、不安が解消されたのも、この格さんのおかげです。ここに来た頃はチビでしたが、みるみる図体がデカくなって、近所の誰もが「ライオン」と呼び、それだけでも、あの家には恐ろしい獣がいる、という噂になってくれて以降、一度も怖い思いをしておりません。駐在者にとっては大事な仲間の1メンバーですから、何とかして一緒に帰れるよう、あきらめずに探し続けなければ。

ドラゴンエアを除いては無理、航空便を選べるような状況じゃあない!と、言われつつも、ダメもとで、タイ航空へ問い合わせ。あれれれ~~、いとも簡単に、「大丈夫ですよ、Thaiカーゴで承ります~」との回答。えっ?、でかいんですよ、と~~っても、でっかいのよ~~、「いえ、大丈夫ですよ、バリケンのサイズはいかほど??」と、とんとん拍子に進み、「ところで、お犬ちゃまは、どんなフードで何時間おきに召し上がりますか?経由地で差し上げるように最大限対応しますよ~」とまで!…これは望みが持てます!

まずは、同じ便で帰国ということなので、私たちのフライトを抑えてくれ、と。その便に合わせて予約を入れますのでお早めに~との回答に、そうそう!これこれ!!!こういうことじゃないとさぁ~~。





なにはともあれ必要生活品

日本からカンボジアやミャンマーに戻ってくる際の手土産では、現地の皆さんに喜ばれるものをご紹介しましたが、では、日本から来た皆さんが喜ばれる…、というよりも、「持ってきてよかった~」という必需品やら生活用品をご紹介させて頂きます。

数年前に比べて、ずいぶん東南アジアでも色んなものが手に入るようにもなり、インフラや生活環境も改善されつつあるのですが、『世界一!優れた素晴らしい国(と、私は思っています)』日本に生まれ育った皆さんには、驚くことが満載。

それこそを体験しに、不便も楽しむ、ということで来たわけですから!と声高らかにお伝えはしますけれど、それさえ何とかなっていれば、もっと楽しめたかも、ということがあるのも事実。どんな状態でも生きていける、日本のありがたさに感謝、ということを目指して頂きたいものの、ハードルが高すぎても転びますので、こちらの情報を役立てて頂ければと思うところです。


持ってきてよかった~ベスト3!





トイレットペーパー!

東南アジアといえば、水で洗う(我々もウォシュレットを思えば同じ)のが伝統です。近頃は、備え付けているところも多いのですが、まん悪く、持ってなければ焦るでしょうねぇ。

平気な人は大丈夫。男性も困る回数は少ないでしょうけれど、持っているとティッシュ代用にもなり役立ちますよ。芯を抜いていくとかさばらないのですが、実は使いづらく現場であわてます。たいてい残りを置いていってくださるのですが、芯がないペーパーは使いにく~い。そのままがいいです!


女性のみへの情報


滞在期間、タイミング悪く月のものに当たってしまった…、という場合。実は、トイレより深刻な問題は「ごみ」だったりします。ゴミの回収にきてくれ、見えないうちに処理してくれてた、という日本とは大違いですよ。まだまだ庭に埋めるor焼く式。それならまだいい方で、裏のごみ溜め(囲いもありませーん)に、そのまま放り投げておしまい、ということがまだまだ多いのが現状です。

想像あれ、貴方の使用後のものが、その辺にポーンと…、それに野良犬がよってきてワサワサ…。キャ~、(←実話)ということが無いようにしたいもの。だからとて、「流す」など、もちろんもってのほかということは日本人なら承知のことでしょう。ただでさえ水はけ悪いですからねー。色つきの小さいビニール袋は必須です。新聞など何か紙に包んでビニールに…仕方なしにゴミ箱へ、です。

そ・し・て!このトイレットペーパーをですね…、少々くるくるっと巻いて小さく折り、体に直接当ててから、ナ★キンをつけた下着をはいてみてください。不快感はほとんどないと思います。トイレに行くたび、ペーパーは勝手に落ちてくれます。するとナ★キンは最小限の枚数で行けるんですよ。暑いところですからね、臭いも気になり、まめに交換したいところですが、ペーパーを使うと、あら!?これはいいかも♪ということあります。不便は色んな発見あり!お試しあれ。



キンチョ―蚊取り線香!

いろんなメーカー品がありますけれど、東南アジアの蚊をなめてはいけません(笑)。現地にも蚊取り線香はありますが、臭いが強烈な割に、蚊はイキイキして煙をくぐって飛び回ってます。
また、オープンエアの環境、または、ドアや窓が閉まっていても開いているようなもの、ということも多いです。そこで大活躍してくれるのは、キンチョ―の蚊取り線香です。

缶入りは重いですが、キャップが役立ち、中に簡易式の線香立ても入ってます。ボックスタイプでも、簡易式線香立ては入ってますので荷物に限度がある方はそれでもOK! 
ただ、箱はゴミにしかなりません。箱を開けると中身は透明の袋にパッケージしてありますから、それをジップ袋に入れ二重にして持参すると便利。ジップに入れないと、自分の荷物が蚊取り線香の香りに包まれます。(笑) 

まったく刺されても平気な人もたまにいますが、日本の蚊ではこんなんことにならない、というほど腫れ上がる方もいます。私はちなみに、カンボジアの蚊は数時間で終わりますが、ミャンマーの蚊はとてつもなく腫れ上がり、下手すると1か月回復しないということもあります。線香+虫よけスプレーはいまだ欠かせません。



日本の酵素系・洗濯洗剤(パウダー)!

たまに、自然系、石鹸系の洗剤を持ってこられる方がいますが、実は現地の水と相性が悪いのか、そういうものなのか…、泡がぶくぶく出る出る、ヌルヌルもなかなか取れず、水を大量に使う、ということがよくあるんですよ。
また、流した水も土の上でギラギラと虹色の泡を光らせていることも多々あり、部屋干しすると臭いが大変なことにも…。

近頃の酵素系の洗剤は優秀です。日本の企業はなんだかんだといってすごいなぁと思います。ほんの少しの粉+私たちはマイエンザ!を足しますが、それを漬け置きするだけで(最低でも30分~できれば一晩!)、汚れが見事に分解!!すすぎの水も少量で済み、手洗いする手がヌルヌルしたりしません。雨季の時期なら、なかなか乾かずとも臭いがひどいことになることもありません。

自然系のものはほんとに環境や体によいかどうか、議論しだすとキリはないですけれどね…。少なくとも、私たちの現地スタッフ(日本人)や仲間のミャンマー人に聞いてみてください。洗濯は日本の洗剤が一番!しかも「アタック(緑箱の粉末)が一番!」と口をそろえて言いますよ。

※マイエンザは、カンボジア拠点では常備しています。

なにはともあれ欠かせない手土産

カンボジアやミャンマーに戻ってくる時は欠かさず持ってくるもの、いろいろありますが、現地の仲間や村のみなさんに何が人気って…これなんです!

注意)あの、私は企業さんの回し者でもなければ、アフィリエイト?でしたっけ?課金広告のようなものも一切やっておりませーん。

本当に普遍の人気で、村に行くと私の顔を見るやいなや、申し訳なさそうに、照れくさそうに、「すみませんが、アレがもしあれば、頂けるなら頂きたいです」…、と誠に謙虚に言ってきます。今日はその「アレ」をご紹介します♪

私の知るミャンマー人は、さすが仏教徒だなーと思えるほど、「欲求」を人に伝えることはよくない事、という頭があるのか、こちらが申し訳なくなるようなリクエストの受け方をしております。


”アレ”No1!パブロンゴールドA微粒
いつも10箱以上も買いだめしておき、外箱ははずして持参。時間があるときは、ジップの小袋に6~10包ずつ分けて、すぐにあげられるようにしてます
とにかく、万能薬のようで、他の薬は医者からもらってもだめで、パブロンは1つあればすぐ直る、と。頭痛にも痛み止めにも、おなかが痛くても?!パブロン…って、ほんとうかしら…


なつかしのキンカン!!! を”アレ"No.2とさせて頂きます。
ボトルは大中両方、店にあるだけ買いだめしてます。笑
これは、日本ではアンモニアの臭いがすごくて嫌がられるかもしれませんが、驚くなかれ、我々の縫製チームリーダーのミャンマー人女性は、「あ~~いい匂い♪」とうっとりボトルに鼻をくっつけて、アロマのように嗅いでます。いや、本当なんですって。(注意:うちのリーダーだけかもです)

虫刺されはもちろん、効能にあるように、肩こりや筋肉の痛み、間接痛にも。時には傷口の消毒にも!!えーーー、痛そう~~…これも本当かぁ?
はい、彼らはそうしてます。。。
ある村を数年後に訪れると、大事にしまっておいたのか、ガラス戸の中から「これ、とてもいいです」って見せてくれました。中身は空っぽで、中を見ると!塗るスポンジ面がボロボロで真っ黒で…。もれなく新品をプレゼントさせて頂きました。



キョーレオピン、知ってますか?
ある方から頂いたものを持参し、病気の方に飲ませてあげたのがきっかけでした。これは、液体を透明カプセルにちゅーっと入れて服用するもので、毎回それをやらなきゃいけないものです。その光景が珍しかったのか、周りの人が皆さんが、「なんだそれは?」とゾクゾク集まってきます。

いや、これは滋養強壮剤で元気になるもの。何かが治るとか、そういう薬じゃなくて…、と説明も終わらないうちに「私にも一つ頂けませんか」…来た来た~っ!

気を良くしてみんなにあげたその翌日!再び村の人が家族やら友達を連れてきて、あの薬をもう1個頂けないか、と。とてつもなく元気になって、あちこち痛いのも治ったと。 ある村のお坊さんは、私を見るたびに「わしゃー、なんもいらん…!あの薬があれば…笑」と、冗談っぽくおっしゃいますが…、本当かもしれません。


そして、せんねん灸!!!
これは、肩こり・腰痛もちの自分が時々使っているものでもありますが、これも、村の人や年配の縫製チームメンバーが、足腰肩が痛くて辛い~、という時にちょっとやってあげたのがはじまり。
足腰の痛みまで「パブロンを…」というので、イヤイヤそれはダメダメ!パブロンはそんなので飲んじゃダメだってば。

…最初は火をつけるので怖がってましたが、寝転んでジーッとする時間も心なしか嬉しそうというか、リラックスしている様子。朝から晩まで厳しい環境下での生活や肉体労働でピリピリの体と心に、ちょっとホッとするのかもしれません。
ツボをなんとなく心得た人には小分けにして差し上げてます。

上記、一部間違った?!使い方がありますけれど、薬は正しく使いましょう…(苦笑)

ああ、そうそう、キンカンね、あれはホントにすごいんですよ。

キンカン(番外編)
灼熱の東南アジアの太陽の下、屋外で仕事する時…。
タオルを濡らしてしぼり、キンカンをしっかりしみこませて首に巻くと、あ~~ら不思議、巷に出回っている”クールなんちゃらパッド、ひんやりxxバンダナ”?なんて目じゃない!涼し~い冷感タオルに早変わり。
水分が蒸発し、ヒンヤリ感がなくなったら、ペットボトルの水を少しタオルにぶっかけると、涼し~~のが戻ってきて1日しのげます。いや、ほんとなんだってば!
…暑さでタオルから上がってくる水蒸気に鼻はやられてしまいますが…。

再度申し上げます。上記、一部間違った?!使い方がありますけれど、薬は正しく使いましょう。




宗教対立はほんとう?

このところ、ニュースで紹介されることも多くなったミャンマーですが、とかく耳につくのは「宗教対立、紛争」という表現。隣にいるミャンマー人とは、なんでかね~とよく話にします。

私が知る限り、また私の知るミャンマー人(仏教徒ばかりではありますが…)の主観ではありますけれどね、ケンカした人が仏教徒とイスラム教徒だったから「宗教対立」と言われているのかなーと。

少なくとも知っている村や施設では、異民族であろうが異宗教であろうが、雑居しているのがミャンマーです。そりゃあ絶対数が多い方が優勢とみられるかもしれないし、時には民族の事となれば、ヒートアップして主張が繰り広げられることも目にはしてきましたよ。以前、異なる民族の子たちとほんの1-2年ですが共に過ごしたことがあります。でも、それを「民族対立、民族紛争」とは、私はもちろん言いません。

村ではイベントと言えば仏教のお寺中心が多くて、村の人たちの楽しみの一つ。何教であっても、村の人はそれに参加して、お寺に行けばお寺のしきたりでお坊さんにも挨拶する、というのが村だけどなー、と同居人のW君。W君たちを連れて時々キリスト系の施設に行きますが、そこへ行けばいったでそこのやり方を尊重、当たり前です。ちなみに、ミャンマーにも、「郷に入っては郷に従え」、ということわざがありまーす。

また、買い物するなら店を探せばおのずとイスラム系、ヒンドゥー系という事も少なくなく、彼らは仕事熱心で、サービスもしっかりしてくれます。私たちの行くお寺には、インド系?の方達だと思いますが、お寺に奉仕されているので仏教徒だと思います。何族何宗教に関わらず、みなさん普通に生活され協力しあっている様子。

ミャンマーでは昔から、村の問題は村全員で解決、解決ができず問題起こしたら、村の全員引っ越し~~!という責任の取らせ方もあるためか、一致団結するのはすごい。(そして、普段温厚な分か…時にキレると恐ろしくムキになる…ないしょ!)そこには何教とか民族は関係ないですよ。悪い奴がでてきたら、男衆は総出でよっしゃーーと繰り出していきます。普通ですよ、村では。昔の日本もそうだったかな、と思います。

宗教対立、宗教紛争、というのは、明らかに宗教のために戦う、争う、それを目的にケンカする、ってことじゃないのかと思いますが。あいつが悪いことした、よっしゃお仕置きじゃ~と始まると、外から見てあれはこれが原因でこうなったから、右は仏教徒(大多数だった、という話かもしれないし)、左はイスラム教徒だった、ゆえに●●対立!、xx紛争!と言っているだけなんじゃないのかな。

そして、昨今のグローバル化やら民主化で、情報が外からも中からも行き来しやすくなって、メディアやら巷の伝達ゲーム(スマホ等のソーシャル系サービス…)も簡単に手出しできるようになってきたため、そのつもりじゃなかった人たちも、その気になってしまってる、とも言えないかなと思うところ。

また、***ギャ族については、学校で学習する民族マップにも出てこず、どこから発生したかルーツも分からない。どうやら外国から出稼ぎにきたとかで住み着いている不法滞在の人たち…らしい、という噂ぐらいしか認識ない、という事らしいです。これも外からの情報で、へーっと気づいた感じ。これは別件なはずですが、一緒に報道されて、あたかも宗教間の問題のように見えますな。

もちろん、ご本人たちも大変でしょうし、お気の毒ではありますが、長らく合法?の先住民族の人たちでも、生活が大変で戸籍整備もうまくできてない環境だった国ですから、あれこれ注文つけて騒ぎ立てても正しい解決方向には行かないのでは?気の毒ですなぁ。

とかく欧米思考、人権なんとか国際機関の言い分というものは素直に受け止められず、またそれに影響されたメディアの報道ならば、あたしゃー疑問符つけまっす。






水道!…、ってこんなんだっけ?

カンボジアでのことですが、ここに越してきて早2年。当時から、町に上水道がつくとかで、土管工事をやってましたが、気が付けば工事の人たちも消えていなくなり、ぱったりと中断。んなことは気にもしてはいませんでしたが…。

この家は井戸水をくみ上げてますから、四六時中くみ上げる電気ポンプの音がウ~ンウ~ンと唸っておりました。蛇口ひねって、熱いシャワーが浴びれるだけ、ありがたや~、ありがたや!と言い聞かせつつ、その匂いと赤茶けた水で生活しておりました。

洗濯物も真っ白!には絶対になりませぬ。いつぞや、日本から来た人が草木染を行ったときのこと。日本では染には媒染としてマグネシウムやら鉄やらを使うそうですが、ここではそんなものが不要でありました。媒染を入れると黒く濁り、色が染まりすぎ。水道の水だけ使えばきれいに出る。しかも色落ち無!

あれ~、どういうこっちゃ?・・・あぁ、そうね、井戸水に鉄分か何かがすでにあるからかな。妙に納得して、このときばかりは、ここの水には感心しました…、が、人体も染まっておるんでしょうな。ここの住人達は、下痢になったって、「ま、下痢は日本にいたってなるし」と、あまり気にしない人たちですけれど。

そんなこんなの毎日がすぎ、今年に入ってこんな話がご近所さんから入ってきた。

水道はすぐ隣町まで来ているのに、この通りには引いてもらえない。いつまで待っても工事は進まないから、この通りの家族が金を出し合って工事をしてもらおうと思う、と。
簡単に言えば、うちも払え、ということ。そして、貧しい家族は少ししか出せず不足分があるから協力してもらえないか、ということ。

うちの人たちはみ~んな何ともないし、水道代タダだから今のままでいいけれど、皆さんが困っている、貧しい人たちが困っていると聞けば仕方ないっす。「中にはお金もっているくせに払わない人もいるから、この通りに水道を通したおりには、その家に引き込む工事は許可しない!」とのこと。ひょえー、こわ~。

おかしな話なんですよ、日本人の感覚では。しかしこれがカンボジアの現実です。ご近所さんに我々が騙されてる、ってことはないです。騙されてるとすれば、この国の人たちみんなかもしれず…。だとしても、何とか自分達の生活は自分達でよくするしかない、という地元の人々には気の毒です、ほんとに。

・・・というわけで、工事は更に2か月待たされ、再開されました。へ~~っ、これだけ?というぐらい、この道路の工事は簡単に終わり。しかし、各家に水道管を通す工事は、そこから更に1か月待たされました。



白はうちのホース。黒が水道管?
やっときたーーっ!!と思ったら、これですわ~。
へっつ?ホース? 何? これが水道管?
へーーー、…そっかぁ。

その工事は、一人のお兄ちゃんが畑を耕すように手で道路を掘り起し、このホース、じゃなくて、水道管?を通して、我が家はめでたく上水道?になったらしい。


うちの前に掘られた溝
どれどれ、どうかな~。ほとんど期待をしていなかったためか、あれ!?石けんが落ちる!と、感動~。
前はいつまでもヌルヌルして、石けんを使えば水を日本の3倍は使わないといかんかったのでっす!
そして、洗った後が臭くない!いつもは洗っても手が臭く、てっきり犬のせいだと決めつけてましたが、いや~ん、ちがったわ♪石けんの香りです!!

そして、シャワ~。おぉー、水圧高い高い!あんなホース…、じゃなくて水道パイプなのに!いいじゃ~~ん。モーターの音ともおさらばし、サビのミストに包まれていた日々ともおさらば♪
気のせいか、シャワー後に鏡を見ると、いつもより白く見える。他のみんなもそうみたい。あれ?焼けてたんじゃないんだーっと、妙に感心・感動の1日でした。

この一連の出来事、やーっぱり変と思うでしょ?はい、変です。

たしか数年前に日本のODAで「浄水場」作って、市内の上水道をカバーしたって言ってたけどなぁ。あぁ、そう、言ってたよなぁー!
その施設をK国の企業が買って、営利目的に使うとかでひともんちゃくありましたなぁ。はい、ありました。それは中止され、これまで通り公営でやることになった、とニュースではやってましたけれど…。こんな風に、いろいろ方法はありますから~。そう、いろいろ方法はある。

ちなみに、ODAでは、支援したことはその国に活用してもらい、ある程度日本が援助したと認知された後は、その施設等がどんな風に利用されてもいい、と言っているそうです。が、ここのご近所さん達はそんな話、知ってるんだろうか。。。
日本政府の支援じゃ足りないところを日本の民間人に追加でやってもらう…、ってことかな。あぁ、そうかもな。はい、やりますよ、やってますって。

そうそう、カンボジアには、「この水は日本の技術で浄水された水です♪」と書かれたボトル水がプノンペンあたりのスーパーに売られてますけれど、日本の技術を高く評価して頂いてありがとうござんす。

でも、カンボジアのみなさん!もしかすると、その水買うなら、うちにきて水道飲んでもらってもいいかもよ~~。んーっと、うちも売るか!




ミャンマーで元旦

2年ぶりに年越しをミャンマーで過ごすことになりました。ミャンマーの正月は4月ですから、西暦が変わるのを祝う"New Year"は、「クリスチャンのもの」と思っている人が多い。

街中では、若者や海外とつながりのある人たち中心に、騒ぎたいがための A Happy New Year!に、カウントダウンを大声で叫んで年を越す人も増えてきています。ヤンゴンの郊外にいると、街のにぎやかさ、大音響のスピーカーからマイクと音楽の音が響いて聞こえ、空に音響効果があるんだろうかと思うぐらいこだまして、騒がしさが伝わってきます。

日本語を勉強している周りの仲間達は、いつもは10時ごろには寝始めるのに、この日は夜中まで何をするでもなく電気がついており、日付が変わると共に「あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします」と挨拶はしてくれましたが、引き続き「では、おやすみなさい」と寝てしまいました。

元旦、目が覚めてから、改めて挨拶は交わしたものの、いつもの通りの食事でいつもの通りの日常を過ごし、あっけなくお正月は終わってしまいました。




プノンペンで爆発??!

今日は、なんだか外が賑やか。ゴーン、ボーン、というような鈍く大きな音がマンションに響きわたってます。

今は、カンボジアのプノンペンに所用あって滞在中。とある格安?高層マンションにいます。

建物の中央が15階まで吹き抜けになっているため、下の音は上に行くほど響く。今回は残念ながら?8階で、割とうるさいんですなぁ。
昨夜も隣の道端で、誕生日会が開催されており、爆音の音楽に夜中まで耐えておりました。

今日は、シアヌーク前国王が逝去されて1年、休日だし、これほど前国王を愛するカンボジア人ですから、さすがに爆音パーティーはないだろうと思いきや、大きな物音がうるさい。

夜になると、さらにひどくなり、ベランダに様子を見に行った同行のミャンマー人W君。
どうやらその音は川向うの街中からしているようで、なんだか街の様子が騒々しい。

爆弾のようです。」と、真剣な顔をしてベランダからゆっくりと戻ってきたW君。

へへええっつ??!反対側のベランダから見に行ってみると、それは。。。


これ。









・・・あっ、あああ~、花火です、それは。

ちょうど、W君が見に行ったベランダ側からは、花火自体は見えず、
街の方から煙があがり、ピカピカ、ドンドン‥というもんだから。笑

「ミャンマーでは禁止です」。・・・うーん、そうだよね。
そのうち、楽しめるようになるかもね。

しかし、「爆弾です」と、やけに冷静で、普通な感じで報告してくるあたり。。。
我々が、ほどほどに見慣れたものを、「ああ花火ね~」、というぐらいな感じで、
W君にとっては、「ああ、爆弾ね~」、という感じなのかもしれない。

しばしベランダにくぎ付けで、華やかな花火を眺めていたW君でした。




最強ミャンマー口伝ネット

いくら携帯電話やネットが自由に使えても、携帯普及率が1割にも満たないし、固定電話は3%、ネットに至っては1%という現状。まだまだ有効な連絡手段とはいえず、ごく一部の金持ちと外国人のためものなのでしょうね。

ミャンマーの開発ニュースを聞くたびに、ほのかな期待はしてしまいますが、ミャンマーでお金持ちに友達がいない我々には縁遠い話です。日本で報道されるミャンマー関連ニュースの話題を提供しても、ミャンマー人は、へぇ~。・・・・・・。と会話は続かず笑っておしまい。「自分には関係ない」と思って耳を貸さない、という習慣がしっかり身についてます。

彼らのそれは、無関心なんじゃなくて、期待すればがっかりする、怒りや悲しみといった感情につながるから、嫌なことを言われても「自分には関係ない」、うらやましいことを聞いても「自分には関係ない」で、終わらせてしまうような感じです。ミャンマー人の感情消化の知恵でしょうなぁ。

そんな彼らが、「大いに関係あり!」とばかりに動いてくれる一つが、『口伝ネット』!です。村には、電話屋さんというものが存在し、電話のない人につないでくれる。早くて1時間内、広域をカバーする村なら1日か2日。ミャンマー人には姓、家族名がないのに、本人名でわからない時はお父さんの名前とその息子の●●とか、娘の▲▲、で通じるらしい。

電話屋さんのみならず、困って探しているいるような時には、あちこちの人が協力して探してくれるのであった。関係あったの?という人までが、自分事のようにつながっている様子はびっくり。電話もネットもない相手と、何の約束もしてなくても、連絡が着く、という最強口伝ネットがあるのでした。

更にびっくりなのは、「夢にでてきて電話屋の前で待ってた」とか、「お坊さんのところに行ったら伝言があった」とか…。そういう話もめずらしくないんですな。う~ん、パゴダの上の先がネットアンテナのように見えてきた…。


ロックミシンのご提供

ブログをご覧頂いている方より、家で眠っているロックミシンがあるけれど役立てられないか、とのご連絡を頂きました。

ブログはもちろん、ミャンマーのことや、アジアの事、不便な環境での手作り等に関心があり、ご縁ある方に情報提供できれば、と思い書いていますが、どこの者とも正体を明かさぬままのブログ主に御心ある御申出を頂き、本当に嬉しい限りです。

何度かやり取りをさせて頂いた後、8月にミャンマーにいた時に、発送をして下さったとのこと。私がちょうど足踏みミシンを1台買い足した頃でした。早速みんなにも伝えて、喜びを共有させて頂きました。発送して頂いたのは、ご縁ある広島県の里山にある活動拠点で、実際に頂いたロックミシンがアジアで活躍するのはいつの日のことか分かりませんが、なんとか今年中にカンボジアまで持参したいと考えています。

ロックミシンを送ってくださったY様!ありがとうございました。♪


ミャンマーを訪れた時に滞在する拠点には、ミシンが1台あります。他のミシンは全て、縫製チームのメンバーが自宅で内職ができるようにそれぞれの家に持ち帰らせています。新しい作品の見本を作ったり、縫製の指導を行う時、または急いで何か作る必要がある時のために置いている『電動ミシン!』です!

・・・が、動きませ~ん。このところニュースをにぎわしているミャンマーの経済発展は、きっと他の国の話にちがいない、と思うようにしております。停電、は、ありますよ。そりゃあ、カンボジアだって、スリランカだってあります。日本だって東京にいた時、計画ですけれど停電ありますもん。

しかし、電気はあれど、この電気の安定のなさは、どうしましょう。時に電灯がチカチカして、電球がないのかしら、と思いきや、全館の全電球が同じように、強くなったり弱くなったりをチカチカ繰り返すんですね。ミャンマー人は「ミャンマーのカラオケ屋です!」と言って笑ってますけれど。こんな薄暗い白い蛍光灯がチカチカするようなのがカラオケなの?と聞くと、「行ったことありませんけど」…。笑

あっそう、イメージね、イメージ。
そしてそのカラオケ屋さんのような電気の下、ミシンを踏んでも、ブゥウ~~~~ンと鈍い音をたてるだけで、一向に針が進みません。急いで今作らなきゃいけないのに~、もうすぐ出発だー!こうなりゃ仕方ない、電動の手動です。私は縫い係、一人が手伝ってミシンのはずみ車(ミシンの右についている針を送る時くるくる回すところ)を手で回しながら縫い上げたのでした。

んなもん!手で縫った方が早いじゃんか!と愚痴りたくなるところをおさえて、「これではすぐに作業できないから困るわねー。足踏みがやっぱりいいわよね~」と、心の中ではムキになって、ミシン屋に出発。・・・ところが、このところの車両増加でヤンゴンの道路はどうにもならない混雑ぶり。拠点から1時間かからなかったヤンゴンも、今では2時間以上かかります。陸橋ができたりしてますが、何の助けにもならないほどの混雑。町の中も人で混雑。卸屋さん街を抜けるのに、それまで5分とかからなかったのに30分もかかる。

おなじみのミシン屋さんも大盛況で人がいっぱいで中に入るのも汗だくです。やっとの思いでクラッシックスタイルの「Singerの足踏み!」をゲット。電動を足踏みに改造とか、足踏みにモーター付けてみた、といった改造版ではなく、元祖足踏み!です。台付で5年前は4~5000円で買えていたものが3倍以上の値段。戻った時は外はまっくら、薄暗いカラオケ電灯の下、パタパタと足踏みミシンを踏み、急ぎのサンプルを仕上げることができました。

これで次に戻ってくる数か月先まで、みんなの仕事ができる。頂いたロックミシンは、ひとまずカンボジアで活用させて頂いて、いつの日か、ミャンマーにもってきてダダダダーッと縫ってみたいものです。

※この様子は、あくまでも拠点内のできごとで、ミャンマー全域ではありません。立派に縫製工場を稼働させているところは沢山あると思います♪



カンボジアでブレイク!?タナカパウダ~

縫製プロジェクトのスポンサーNPO団体のメンバーが、
カンボジアにできた拠点に駐在して早2年目。

たくましき2名の日本人女性が、たくましきミャンマーの同居
女性チームに啓発されたかされないかは分かりませんが、
自分達も何かすべし!と、地元NGOと協働で、
アンテナショップ&日本語教室をオープン。

















地元カンボジアの人々に、笑顔とおもてなしと勤労精神を
体感してもらう事、日本語学習を通じた奉仕活動から、
地域を自分達で良くしていく心を育てていくコンセプトのお店。

その名も「セダナJAPAN」といいますが、訳すと「日本の志!」、
しかし、「セダナ」とはミャンマー語なのでありました。
カンボジア人には説明しなければ分からない店名ですが、
来店者数は、毎日20人~50人とのこと。

取り扱っているものはといえば、縫製チームの作品や、
日本の協力者からの寄付物品が主力、
プラス、子ども達が楽しみにしているのが、マヨネーズを
つけて焼いた食パン「マヨパン」だそうです。笑

実は、日本で修業したミャンマー人がオープンした寿司屋で
一番の人気はマヨネーズを使った寿司だというのを
どこかのニュースで聞いて、ミャンマー人にウケルものは
きっとカンボジア人にも!と端的に考えたところの提案を
そのまま受け入れてくれたものでした。

もう一つ、「タナカ」もミャンマー人があれだけ好むのだから
カンボジアでも流行らせるのじゃ!と、
ミャンマーから持ち帰った、タナカとチャウピン、
そしてタナカパウダー。

それが、タナカパウダーに関心が集まり
リピーターがいるとのこと♪
嬉しいですねぇ~~
このままブレイク!といけばいいですけれどねー。






ミャンマー産のすぐれもの・雑貨編

酷暑の日本から涼しいカンボジアへ戻ってまいりました。
東南アジアでは、7月とえいば雨季の始まり。
日中も照りつける太陽を雲が覆い、気温はさほど上がらず、
1日数回雨が降るため風も涼しい。

朝夕のしのぎやすさは、現在の日本の比ではございません。
ちなみに、カンボジアやミャンマーの暑さピークは4-5月頃。

さて、今日は、ミャンマー産の優れものをご紹介します。
じゃーん。










はい、耳かきです。
ステンレス製の手作りっぽいこの耳かき。ミャンマー人の
家には必ずどこかにあるはずですが、これがなかなか、
店ではみかけることがない。

使い心地は、というと・・・、あたしゃやっぱり竹製のがいいなあ。
耳に入れた時の「冷たっ!」と、金属の感覚がお医者さんを
思い出すのでありました。

また、なんだか短くて持つところが小さくてコツがつかめません。
すべって落っことしそうでなんだかな~~、という感じですけれど
これが『すぐれもの』だと、今日初めてわかりました。

何だと思います?

答えは、ゴムやら紐を通すのに使っているのでした。。。笑
縫製チームのミシンの引き出しに常に入っている。
ミシン仕事しながら耳がかゆいんだろうか、と思いきや、
これでゴムを通すのです。

ミャンマーの普通の繊維製品は、まだまだゴムを通して
着用するようなものが多く、物は大事に最後まで直しながら
使ってます。この耳かき(?ゴム通し?)で紐を通したり
しながらやってるんでしょうなぁ。


スマホは人気ですが…

今日のミャンマーニュースに、若者にスマホ大人気という記事が目に入りましたが、確かに電話もネットも使えるようになってきました。・・・が、ギリギリなんとかチャットならできる、という程度で、時には1日中メール1通に格闘しなければいけない日もあります。

そうはいえども、数年前を思えば奇跡のようなもので、初めて海外とスマホでチャットがつながった時には手を叩いて喜んだのも2年前の話です。

我々が使っている電話カード(SIM)は、800ドルぐらいしましたが、今では200ドル位で手に入る…、が、もう売ってませ~ん。来月から新しい種類のものが出るらしく、現在は売り切れ・販売ストップ状態。すごいなぁ。

店に行けば、電話屋さんは中国と韓国製品で9割以上占められているんじゃないんでしょうか。こんなんでいいのかなぁ。大丈夫ですか?日本企業。ミャンマー人の日本製品大好き度はアジア諸国の中でも断トツだと思うし、高くても買うよ、というミャンマー人は少なくないのに、ない!ない!日本製のものが!(怒)

仕方なく韓国製で妥協しアプリを入れようにも、これがまたなっかなかつながらない!1日かけて日本語入力キーボードのダウンロードを試みるも、タイムアウト~、お休みの時間です…。2日がかりでインストールできたと思いきや、この製品ではそのアプリは入れられませ~ん、とな。

スマホを買ってきても最低限使えるようになるまでの道のりが長いですが、その分つながった時の感動ったらありゃしません。

えっ?テザリングできないの?へ?店に持っていかないといけないの?なんで??

店にお願いしようものなら、ありゃま~~、何でこんなゲームやら訳の分からないソフトがいっぱいなの~~??店がこのゲーム入れて何かメリットあんの?コミッションもらってんの?んなことないでしょー。サービス?へ?いらんって!入れなくていいから…、もぉ!

…、とアプリを削除にこれまた半日。中をみてみりゃ、アンドロイドならぬ”ミャンドロイド”が入っていて、なんじゃこりゃ?

うーーん。若者に人気かぁ。みんな使い方わかってんのかなぁ。すごいなぁ。ゼロから一気にいっぱい見せられたら、そりゃぁそそられるでしょうなぁ…。

昨日も、コリアン・ドラマについていけない、ミャンマー人には守るべき貞操があるのに…、と嘆いていたおばちゃん達が、自分の子どものことをえらい心配してました。
お母さん、気ぃつけなはれ、スマホですよ、次は。


シャンプーハットの活用法


縫製プロジェクトと平行して、ミャンマーのヤンゴン郊外の小さな町や村で行ってきた活動に、「マーケット」があります。孤児院や物資が不足している村などに配布するためにNPOが全国から募集している支援物資に、「これは食うに食えない状況の人たちには必要ないでしょう」という物品が時々まぎれて届きます。それが積もり積もって倉庫の棚を占拠し始めたころ考案したのがこのマーケット活動です。

例えば、アクセサリーや下着、キャラクター文具や小物類、贈答品やアメニティーの類でも、豪華(?)セットや化粧品など。それに加えて数が配布世帯分に満たない必需品や、粗末すぎる状態のものなどもありました。

スタッフの家の前で店開きし、格安で贅沢品が買えるマーケットとしてスタートしたところ、なかなか好評で、縫製に使う部品や生地材料費の足しになるほどになりました。



こんなものがミャンマーの生活に役に立つのかなぁ・・・、と疑問に思うようなものもありますが、好奇心をそそるのか、昔ながらの日本製品(または日本からのもの=品質が良く長持ち)のイメージがあるのか、持って行ったものはマーケット数回のうちにとりあえず完売です。


なにより一番感心したのが「シャンプーハット」。
ミャンマーで水浴び(シャワーやお風呂は金持ちだけ)とくれば、川や井戸、水を貯めた水槽で、体に布きれ1枚巻いて、頭からジャブジャブやっている姿を思い出すし、清潔好きなミャンマー人が髪の毛を洗わずに寝ることがあるんだろうか、と最初は思いました。

雨季になると売れるんだそうです。←の写真はちょっと怪しげな雰囲気ですが、小雨の中外で作業したい時かぶるんですって。な~るほどねぇ…。

万能タナカ Thanaka

ミャンマーで大好きなものは色々ありますが、私としてはベスト5に入る日用品はこれ、「タナカ」です。これをカワイイという人もいれば、おばけみたいでなんじゃこりゃ、という人もいるでしょう。

こっぱずかしくてンなもん塗れるか!というあなた!!タナカはすごいんですよ。ミャンマー人が顔に塗り始めてから1000年以上の歴史があると言われていますが、色んな効能もあるんですよ。ひんやりして気持ちいいし。旅の恥はかき捨てともいいますし、チャンスがあればぜひとも一度つけてみてください。

日本でつけろとは言いません。(私は愛用してますが。。。)ミャンマーなど暑い国では、ロンジー、サンダルに続いて、これまた必需品ですってば。



この樹木片を硯のような石の上で水を使ってまさに硯で墨汁を作る要領で作りますが、クリーム色のペーストが出来上がります。

それを顔につけるのですが、おそらく皆さんは、ミャンマーに行ったことある方なら、または紹介写真やテレビ等で、こんな子ども達の顔をご覧になったことがあると思うのですが。


← こういうものです。

子どもの頃から女性ならおばあさんまで、男の子はニキビができる年齢ぐらいまでは使っているようです。

まず、つけるとひんやり気持ち良く、なんだか日焼けしない気分になる。ミャンマー人なら、虫刺されやケガ、肌荒れにもつけるし、夜寝るときにもつけます。顔だけじゃなく腕や首の後ろとか、どこでもつけてます。

ただ、服に付くと白くなってしまうのと(水で簡単に落ちます)、べったり塗るとひび割れた塗り壁のようにペリペリっと落ちてきます。

ちなみに、私の部屋やPCの周りにはタナカの粉があちこちに飛んでますので、気を付けないと大変です。ミャンマーに来た日本人に色々試してもらいましたが、見かけが嫌だと言い張る人以外は、つけて後悔した人はいません。肌が弱いとか、アトピーがある人も大丈夫どころか、かゆみが止まって涼しく寝られてよかったわ~と喜んでました。

これまた、ヤンゴンなどの都会では、だんだんつけない若者が増えているんですね。なんでかなぁ~。若者の常ですかね、どこか自分達の文化や習慣を恥ずかしがったり、捨てようとしたり、もったいないなぁ。。


タナカは、学名をHesperethusa crenulataというらしく、2012年タイで行われた薬学研究関係の国際会議で研究発表によると、それまでの研究でも、酸化防止やチロシナーゼ抑制(黒メラニンを抑えるとかで美白効果をうたう化粧品等に含まれている)、抗炎症性や抗菌効果もあることが分かっているということが書かれてあります。今回の研究発表では毒性が現れなかったことや、数々のお肌によいことの証明実験結果述べられているようですが、詳しくは原文が英文なのでご解読くださいませ。

【参考文献】
International Conference on Biological, Biomedical and Pharmaceutical Sciences (ICCEPS'2012) July 28-29, 2012 Pattaya (Thailand)
Effects of Hesperethusa Crenulata’s Bark Extract on Production of Pro-Collagen Type I and Inhibition of MMP-1 in Fibroblasts Irradiated UVB

ミャンマーサンダルが美しいわけ















おしゃれで可愛いパンネッ(サンダル)はミャンマー人の生活には欠かせないアイテムの一つ。ミャンマーに暮らす人なら、持っていない人はいないでしょうし、サンダル以外の履物を持っていない人もほとんどではないでしょうか。

雨季にはビニール製、乾季には布製と履き分けたり、ちょっと割高の皮製なら年中履けて長持ちする、とか、ゴムとスポンジの底によって滑りやすさも違ったり、古タイヤで作った草履もあったりして、ミャンマー人の話を聞くと、沢山揃えたくなります。

年間どれほど生産されているんだろうと思うぐらい国内あちこちどこででも手に入るサンダル。大きな工場で大量生産されていると思ったら大間違いです。

ほとんどが手作りなのですよ。サンダルに限らず、ミャンマー製のものは手作りのものがほとんどです。ただ、ミャンマーで買い物すると、安くて見栄えのするものは、お隣のタイ、中国といった国からの輸入品が多く、その種類も数も年々増えています。


ミャンマーの民主化は誰のためのものなのか、と思うこと近頃多くなってきました。自由や生活の安心はミャンマー人に得てもらいたいものです。ミャンマー人の人柄、国の資源や文化、そして手作りの良さ、どれも失ってもらいたくないものです。得ることには長い年月がかかっても、失うのは瞬く間であることは、人間には止めることができないものなのでしょうかね。






私たちがご縁のあるサンダル会社の内職を請け負ている所で、手作りする様子を見せてもらった時の様子です。

ここは、サンダルの会社がこの村に住む家や仕事場、食事を提供してくれているそうです。とはいえ、立派な社宅ということではありませんが、そこそこの安定収入があり、みんな安心して働けている様子です。

また、従業員全員が全工程を手作りできるように訓練をしているそうで、7人で2日かけて50足が作れるとか。誰かが休んでも他の全員で仕上げることができるということです。

検品や袋詰めは会社の事務所倉庫で行っていますが、会社の従業員も同じように会社敷地内に竹と木で作った簡易住宅があり、そこでみんな生活している様子でした。従業員の家族らしき子供たちも門の開け閉めや掃除など手伝いをしていました。









会社や内職さんのお話を元に、失礼ながら計算してみるに、とても儲かっているように思えない会社ですが、ミャンマーの若い人たちが手に職を付けられ、働いて安定収入があること、生活する場があり会社としても職員の管理をしやすく家族ぐるみで面倒をみる・・・、なんだか一昔前の日本社会に似たところがあるんですね。思わず、「私はロンジーにサンダル履きのミャンマー人が大好きだ!」と、内職さんに大声で伝えて笑われてしまいましたが、いや、ほんとに、素敵な文化だと思うのです。


ミャンマーサンダル~パンネッ

ミャンマーサンダルを履き続けて十数年。さすがに雪道にもどうぞ!とお勧めはできませんけれど、私は年中どこでもこのパンネッ(サンダル)を履いています。
履きつぶしてもお手頃なので気兼ねが全くありません。種類も豊富でサイズも色もたくさんあります。もちろん、ミャンマー人はロンジーにサンダルは必須、つまりほぼ全員日常に使っている物ということです。Gパンやミニスカート、スラックスを履いた人たちも近頃は街中で見かけるようになりましたが、それでも足元はサンダルだったりします。


しかし、こんなにおしゃれで可愛いサンダルならいいでしょ~♪
男物はシンプルですけれど、皮製やベルベット風の生地仕上げだったりして、素敵です。

ミャンマーでは、パゴダやお寺をお参りするには裸足が鉄則ですし、いつでもすぐに脱ぎ着できる靴でなきゃ本当にめんどう。また、高級ホテルに泊まれば別ですが、通常はトイレや風呂場、時に台所も、水を使うところの床は常に水浸し。汚いなんて言ってられません。水を避けて触らないようにすることは諦めて、いつでもさっさと水で足を洗っちゃえばいいんです。
サンダルなら、足洗うついでに履物も洗えるし、ミャンマーなら数時間で自然に乾いてしまいます。(雨期は別よ~~)








底の部分も色とりどりの布張りだったり、
生地にデザイン加工がしてあったり。
ゴージャスにビーズで飾られたものもあって
目移りしてしまうほど。

かわいい~ね♪

ロンジーのはき方(女性・日本人用パターン)

縫製プロジェクトで作るロンジーは、外国人向けに仕立ててあるので、ずれたことさえも気づかずストンと落ちた後にありゃりゃ!ということがないロンジー。


ちょっとしたコツを覚えれば、着崩れせず、ウエストすっきり、腰高・足長・おしとやか?に見えるよう着こなせる。くるぶしまでの長さであわせるのが美しく、丈が長いせいか、冬は暖か、夏は涼しく軽快。筒状なので、めくれたり、はだけたりはしない。

1)ミャンマー人なら頭からかぶる。
我々は足から。
(?なぜでしょう…。自然にやっぱり、足から…だよな)













2)右前になるように、まず左側のひもをもって右の脇に合わせる。

<ポイント>
この時、スカートの開きを右の脇にあわせるようにする。フリーサイズなので、自分の体にあう位置を覚えておくと、きれいにさっさと着れる。









3)右を上にあわせて左脇に合わせる。
この時、紐を少し上にあげ気味にした後、外に向かってひねると裾がきれい!





左側も紐といっしょに、生地も少し上にキュッと持ち上げ、持ち上げた生地を下に巻き込むようにすると、裾がきれいにおさまる。

紐をウエストに巻いて、適当な位置で結び、
シャツやブラウスとコーディネート♪


ウエストすっきり、
後ろもすっきり♪












足さばきが気になるのも最初だけで、自転車に乗っても、少々お行儀が悪くとも、なぜだかおしとやかに見えてしまうロンジー。エキゾチックでどこか着物に似た美しさがある日本人に似合う民族衣装。

ロンジーがよい

ミャンマーの現地の人たちがはきこなすロンジーは筒型。長方形の布を二つに折った状態で縫ってあるだけ。女性は着物風に一方を(通常は)体の左脇に合わせてウエストに布の端を入れ込む。生地はぎゅ~っと引っ張ってねじ込む?感じですが、はきこなしているうちに体型にあった生地の伸び具合になっている。体型、サイズも全く選びません。

男性は、前で生地の両端をねじって止めてますが、若干人によって違ったり、しっかり止まる方法、前がすっきり見える方法から、短くはいたり、作業のときはパンツ状にしたりと自由自在。時には荷物を運ぶ際の風呂敷替わりにもなる。頭からひっかけて後ろに荷物を載せたり。

















また、暑くて乾季の数か月以外は湿気もたっぷりなため、そうそうずれてはこない。ずれたって、一瞬のうちにパッパっと直してしまう。あざやかー。

はきこなしは自由自在♪











子どもから、お年寄りまで…、田舎でも街でも。












老若男女、民族衣装、おしゃれ着から作業着まで!













こんなに素敵なロンジーだが、近頃はロンジーをはかない人が街中で増えている。かっこ悪いとさえ思っている若者も少なくなく、残念なこと。蒸し暑く照りつける太陽の元、ジーパンを腰からずらし裾をダボダボにして着こなし?歩いている若者を見ると、やめときゃいいのになーと勝手なことをつい思ってしまう。

手洗いしてもすぐ乾き、カバンにも小さくしまえ、涼しく快適でおしゃれな上、スタイルよく見えるロンジーが一番なのになぁ。

生地の卸市場でも、ロンジー店が減少傾向にある。ミンガラマーケットなどは数年前まで3フロア分ぐらいは全てロンジー屋だったのに、今は1フロアーの中でもロンジー屋を探す方が苦労する。また、ミャンマー製のコットンロンジーが減り、合繊、しかもナイロン混の明らかにどこかの外国から入ってきたようなロンジーしかなく、ミシン刺繍も質が悪い。

近頃は、国内産のものより○国製の生地が安くて良いから(自分は決して「質が良い」とは思わないが、パッと見たデザインがよさそうに見えるから?)と、ミャンマー製品が少なくなっている。これからますます世界とつながるミャンマーになっていくとともに、なくさないでもらいたいのは「本来の美しさ」。どこの国にも言えることだろうとは思う。我が国日本の反省点をつい投影して勝手なことを言いたくなる。